とことん付き合うよ

九州遠征中、６期生に『サッカーのプロ選手になりたいか？』と問うたら、『なりたい！』とのこと。

人としていろんなことに気付かないと、サッカーでもいろんな大切なことを見過ごしてしまうだろう。

生活面が出鱈目でサッカーのみマーヴェラスなサッカー選手なんて１０％もいないだろう。９０％の人間が人としてもプロ、質が高く、気付く事がおおいはずだろう。

確率の高い道を俺は行こうと思う。６期生を人として磨く。簡単に言えば３期生の時に目指した『一緒にいたいと思われる人間になる』ことを目指す。

『一緒にいたいヤツ』って一緒にいて楽しいヤツだし、頼もしいヤツだし。

誰かに頼るのではなく、自分己から誰かが一緒にいたいと思われるように行動を見つめなおしていく。

そして卒団の時に素晴らしいいい仲間『一緒にいたいと思われる人間』になっていればいい。

その為には俺は甘やかさないよ。今楽して将来損するのか、今苦労して将来楽するのか。誰だってどちらの道を選ぶべきか分かっている。

３期生も自己中心的な考えのヤツが多かったが、ある事件をきっかけに気付き変化していった。ヤツラと過ごした最後の時間楽しかったし、中学最後の試合で負けた時にはもっと一緒にこいつらとサッカーしたいと心底思った。

６期生の今の姿は俺の姿だ。俺がきちんと指導しなかったんだ。これからヤツラととことん付き合って卒団の時にお互いに出会えてよかったと思えるようにしたい。

今日は３０分の罰走を課した。

もう彼らだけ走らせるのは飽きた。俺も彼らを監督できなかったんだ、責任とって一緒に走った。死にそうになった。３本目から頭では動けと思ってるが体が前に進まない。でも言い訳しない。俺は彼らの監督責任を怠ったんだ。言い聞かせたわ。

しんどかった～。遠征で余ったプロテインを初めて飲んでみる。意外にイケルナ。明日も頑張るか。とことん付き合うぞ！