人それぞれの悩み 先日、他のサッカークラブの代表と集まり食事をする機会がありました。笑える話、相談などありましたが、各クラブで抱える悩みを話す時間となりました。 最近は少なくはない選手に対して申し訳ないと思うことがあり、気分が落ち込んでいた。 他の代表者の話を聞いていると、どんな明るい方でも当然ながら根っこの部分では不安や悩みを抱えているのだなぁと再認識しました。 私も自身、クラブの悩みや心配を常に持ちながらも、今回のような話をすると、悩みを抱えているのは自分だけでなく、ほとんどの人間が悩みを抱えている。そして私が抱えているものよりもっとどうしようもない悩みを抱えてる人もいるのだと思えた。 そんなことを考えてると、12月9日の日本経済新聞夕刊にこんな記事が載ってました。 『うまくいかない人生当たり前』 BY重松清(作家) ①うまくいかない悩みを抱えてるのは当たり前の時代。現代の日本で普通に生きていれば、大なり、小なり、思い通りにならないことがあるんじゃないか。 ②若い頃は何でも解決したかった。しかしたいていは解決しないから、落ち込んだり、怒ったりすることになる。それなら無理に解決しようとせずに、やり過ごしていく道を探った方がいい。人間関係でも、世の中から嫌いなやつを消すことはできない。それなら、そいつとうまくやっていくしかない。 ③100%思い通りの人生なんてない。 ④死んだ方が幸せだとは決して思わない。生きていれば必ずいいことがあるとはいえないけれど、いいことがあるはずとの気持ちを大切にしたい。こう考えるようになったのは今の46歳という年齢も大きい。30代のころと比べて優しい考え方をするようになった。生きていればいいじゃないか、と。年を重ねてそう自然に感じられるようになった。 ⑤毎日のちょっとずつの楽しみがあればいい。例えば仕事が終わった後のビール。そんなことでも続けられれば、それが幸せなんじゃないか。 なるほど。 明日からもまた前向きに生きていくことができる!と思うことができた。 そんなタイミングで写真にあるイケメン隣の危険物であるOB2期生副キャプテンから、『正月の初蹴り、皆を誘って行ってもいいですか?』との電話が入った。 OBからの嬉しい便り。 人それぞれの悩みを抱えながらも、こんな便りに幸せを感じる。 そんな人生を私自身は送っていくのだろう。 PR