35歳 先日TVを観てた。山崎まさよしの20周年LIVEだった。この人の【one more time, one more chance】 という歌を聴いて、自分の心境にマッチした19歳。数年前に岐阜の長良川国際会議場に来た時は観てきた。結構好きなアーティスト。そのLIVE映像を観ながら、ふと思い出した。20代の10年間ずっと思ってたことを。35歳まで生きればもういいと思ってた。20代の頃に思ってた35歳ってのはおっさんだし、体力やさまざまなことで老いて、そしてそれ以上生きても新鮮でオモロイことはないものだと思い込んでた。今年、その35歳を迎える。20代の時に思ってた自分の35歳像とまったくと言っていいほど違う心境。かなり希望に満ち溢れてて、辛酸もあるだろうが、それもまた味わい深しと考えられる。まだまだ生きるしかないやろ。まだまだ見てみたいもの、出会いたい人(選手、指導者、経営者)、経験したいサッカー・・・挙げたら霧がないほど、好奇心に溢れている。以前も書いたが、この充実感は、歳をとったんではなくて、歳を重ねてこられたんだろう。先日、スタッフミーティングで野村vs他3人に意見が分かれることがあった。しかしその3人の意見を受け入れてみると、〇〇が好転した。(ごめんなさい、わかりにくくて〇〇が)まだまだ短期的なものかもしれず我慢が必要だが、スタッフがいいものはいい、ダメなものはダメだと伝えてくれる。野村を裸の王様にしないこの環境に感謝している。そう、環境だ。私が今生かしてもらってるすべての物事、環境が歳を重ねる上で非常に重要だったと。環境に感謝。ここでは書けない嬉しいこと、怒れること、哀しいこと、楽しいこと。また以前伝えていたことと違う考えになって、それを成長進化と考えるのか、それとも劣化なのか?自分で矛盾したことを短期間でしてしまい反省することや。いろんな感情が毎日私の中にある。もともと感情をストレートに表現する方だが。特に最近では立場上、あまり軽く口にする、文にすることが難しくなってきた。それでも私の環境は価値の高い、なかなか得ることが難しい、良質のもので、これからの人生が楽しみで仕方ない35歳。 PR